ドライブの準備中、地図や案内標識に「E1」「E1A」といった記号を見つけたことはありませんか。似た番号でも、指す路線は同じとは限りません。

この記号は、路線名に加えて道を案内するための「高速道路ナンバリング」です。国土交通省の資料をもとに、記号の意味と、出発前に確認したいことを整理します。

E・C・Aは、道案内のための記号

国土交通省のナンバリング概要では、高速道路の路線名と路線番号を併記し、案内を分かりやすくする仕組みとして説明しています。

記号 意味・役割
E 高速道路を表すExpresswayの頭文字
C 路線番号の先頭に付き、環状道路を表す記号
末尾のA 機能が似た路線を同じ番号のグループにまとめ、区別する記号

例えば「E1」は「いーいち」、「E4A」は「いーよんえー」と読みます。Aが付けば必ず「新しい道路」という意味になるわけではありません。

まずは、アルファベットだけで道路の性質を決めつけず、番号と路線名を一緒に見ると整理しやすくなります。

E1とE1Aは、どの路線を指す?

国土交通省のナンバリング一覧では、次のように対応しています。

路線番号 対応する路線名
E1 東名高速道路・名神高速道路
E1A 新東名高速道路・伊勢湾岸自動車道・新名神高速道路

一つの番号に、複数の路線名が対応する場合があります。番号が似ているから同じ経路だと考えず、利用するインターチェンジや目的地までの道順も確認しましょう。

編集部の提案は、出発前のメモに「路線番号・路線名・乗り降りするインターチェンジ」をセットで書くことです。地図と標識の表記を照らし合わせるときに使えます。

首都高や阪神高速は、別の番号案内も確認する

国土交通省のこの制度では、すでに路線番号を使っている首都高速道路や阪神高速道路などの都市高速は対象外とされています。これは「都市高速には番号がない」という意味ではありません。

都市高速を通る旅行では、その道路会社の路線図や案内も確認しましょう。E・Cの番号だけですべての高速道路を読み解こうとすると、案内を見落とす可能性があります。

出発前に確認する3つのこと

路線番号が分かっても、料金や今の交通状況まで分かるわけではありません。編集部では、次の順で確認することを提案します。

  1. 番号と路線名を確認する:地図で、乗り降りするインターチェンジと目的地までの経路を確かめる。
  2. 料金・経路を調べる:利用する地域に対応した道路会社の公式検索で、出発地・目的地などを入力する。
  3. 現在の交通情報を確認する:出発前に、道路会社や日本道路交通情報センター(JARTIC)の案内で、渋滞・通行止めなどを確認する。

日本高速道路保有・債務返済機構の案内ページからは、地域ごとの道路会社の料金検索や、交通情報・渋滞予測のリンクを探せます。道路会社の管轄が分からないときは、同ページの全国路線図も確認できます。

交通状況は変わるため、過去の記事や動画の説明をそのまま当日の状況として使わないようにしましょう。確認や操作は出発前、または安全に停車できる場所で行ってください。