相手の英語が速くて聞き取れなかった。でも会話を止めたくなくて、笑顔でうなずいてしまう。そんなときは、聞き直す一文を準備しておくと、次に取る行動が決まります。

身ぶりは助けになる。でも、理解の証明ではない

British Councilは、うなずきや表情、ジェスチャーなどを会話の補助として紹介しています。一方、ミネソタ大学は、笑顔やうなずきが必ずしも理解を意味しないと指摘し、言い換えや確認を勧めています。British Council/ミネソタ大学

ここで目指すのは、完璧な発音よりも、お互いの認識をそろえることです。

用意しておきたい3フレーズ

次は編集部で作成した、日常場面を想定した例です。

場面 フレーズ 意味
聞き取れなかった Could you say that again? もう一度言ってもらえますか
一語が分からない What does “platform” mean? 「platform」はどういう意味ですか
理解が合うか確認したい So, you mean platform three? つまり、3番ホームということですか

全部覚えるより、まず自分が言いやすい一文を声に出しておきましょう。分からない部分が一語なら、文章全体を聞き返す代わりにその語だけ尋ねる方法もあります。

「はい・いいえ」だけで終えない確認

たとえば待ち合わせを決めるとき、「分かった?」に「はい」と返すだけでは、時刻や場所の違いに気づきにくくなります。

“I’ll meet you at the north entrance at three.”
「3時に北側の入口で会いますね」

このように、受け取った内容を短く言い直すと、相手が訂正しやすくなります。数字や固有名詞は書いて見せてもらう、地図を一緒に見るなど、言葉以外の手段も組み合わせられます。

視線や身ぶりの受け取られ方には文化や個人差があります。一つの動画のリアクションを万能な正解にせず、「意味がそろったか」を基準に練習してみてください。